セッションでは、いらっしゃる方ご本人の生年月日のデータから大体の性格、性質がわかり、
今置かれているであろう状況や課題などを想像?想定できます。
が、登場人物全員にやるわけにはいかないので、まずご本人を基準にみていきますが………
割合タロットやご本人から通した見方で周りの方のこともまあまあわかります。
周りの方の生年月日を使う占い(命占)をしなくても、です。
特に私はタロットカードに慣れ親しんでいるので、カードの出方というか、カードが語りかけてくることで、そこにいない方の性格、性質、意識の流れ(思考、感情)などの情報も受け取ります。
「私はこういう気持ちでないとこういうことをしないんですけれども………
さては彼も、ちょっとは○○な気持ちからそうしてるんですよね〜?」
みたいなご質問とまではいかない疑問もいただくことがしょっちゅうですが、その 彼 の生年月日などは知らなくても………
「う〜ん、カードの出方を見るかぎり、この彼はあなたと違って気持ち云々でどうこう、ということではないですよ」
「あなたが気にされているような気持ちがどう、ではなくて、特にこだわりがないし、嫌じゃなければ気にしないというか、理性で割り切ってるタイプですし、そもそもあんまり怒ったり、感情的になったりもしないキャラですね〜」
みたいなことをお伝えします。
この場合彼女の方をAさんん、彼の方をBさんとしましょう。
セッションにいらしている彼女Aさんの方は感情的なカードが多く見受けられるのと、カードの話の流れ?展開が、割と起伏というか波がある感じの出方になっています。
対する彼のBさんの方は論理的なカードと穏やかなカードのみで構成され、カートの話の流れ?展開が、カチッとしていて、起伏がほとんどありません。
全然違うタイプ!だということがカードをぱっと見て、わかります。
『ちょっと待ってください!今の状況を見ただけで性格とか見てるわけじゃないからそうやって決めつけちゃうのはどうなんですか?』
っていう疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますが、決めつけてるわけではなく、単純にカードの出方からして対照的で、Aさんがエモーショナル、Bさんがロジカル、そんな出方をしているので、そういう流れで読むわけです。
Aさんは自分の気持ちやときめき?を大切にする方(生年月日からも確認できる)というのに対してBさん側のカードはまるで違う………
そしてBさんにまつわるカードの語りかけ、伝えてくるものというのがAさんのカードの並びとは全然違う!ってことです。
私はリーディングしてる側なので、カードやそれ以外の情報の出方も比較対象することができるので、より簡単に読むことができますが………
この場合、AさんからしてみるとなかなかBさんのことを理解するのが難しいという状況になりがちです。
まあ、わからないからリーディングで聞きたい!ってなるわけですけれど(汗)
Aさんなりの人生の捉え方やAさん自身のキャラというフィルターを通してしまうと、
かえってBさんのことは理解しづらいということです。
よくあるのが
「私が彼だったらこうするのに!」
「私だったらそんなことしないのに!」
みたいな訴えがありますが………(切実に訴えられる!汗)
私フィルターからしてみればそれはそうでしょうけれど、
彼や相手にもその人なりのフィルターというのがあるので、
たまたま 私 にはわからないけれども……………
彼や相手 にしてみればそれは最もなこと、当然なことだったりするのです。
生年月日の命占を使えば一発!でわかりますが、みんなの生年月日がわかるわけでもないので………
タロットをしっかり読めるようになるととてもスムーズというか、すんなり理解できます。
なんでしょう〜?
タロット読んでると自然とそのかたの気持ちや立場だけでなく、
出てくるカード、そしてその並び、ストーリーでその人となりが立ち上がってくる、
自分の内側に構成されてくる感じが面白いんですよね〜
意識の流れや感情的なことにもつながれるので、
『これはつらいなぁ〜』
『あらら、これじゃなんだかわからないよなぁ〜』
って自分のことじゃないのに体験できるようにもなるんですよね〜
タロットや卜占(ぼくせん)一般は
はいこれが出ました!
こんなんでましたけど〜(頭巾の占い師、流行ったな、笑)
ってイメージがあると思うのですが、それだけじゃなくて、
読んでるとその人にもなれちゃう?わかっちゃう?っていう体験そのものが
楽しいというか、味わい深かったりします。
同じナイト(騎士)でもキャラがずいぶん違う………