2013.05.31 Friday
覚醒にまつわる大きな誤解
なりました。
「覚醒するとすべてが思い通りに
なる!」
という誤解をなさっている方が多いの
ですが、そうではありません。
すべてが思い通りになる、というのは
操作、コントロールであって、サバイバル
に属していることです。
魂の領域では操作、コントロールが
なくなり、サバイバルを超えて(ここが
難しい。統合が進んでいないと超える、
サバイバルを包みこんでいる、というの
感覚がわかりづらいのです)存在する、
魂を表現することになります。
今回ご紹介した本のなかに、印象的な
話があります。覚醒どころを超えた
存在、神の化身ババジが裁判所に
呼ばれて尋問をうけるのですが、その
まえに、逃げ出したい、的なことを
言っています(笑)また、「神の化身
なのになんでそんなドラマに巻き込ま
れるのか?」という質問をした編集者
(この編集の方はきっと覚醒してたり
神だったらなんでも思い通りにできる
という理解なのでしょう)がババジ
にしつこく詰め寄ると……ものすごい
光景を目にする(106ページからの
記述)というシーンがあります。
覚醒してたり、神だからといって、
何でも思う通りになるわけはなく、
起こることは起こって、それに対処
していく必要があるわけです。目覚め
ていない人と全く違う(食べ物いらない、
テレポーテーション、年取らない、
いろいろ)ところがあっても、この
物理的次元に一時的であっても身体を
持って存在することで起こってくる
ことには向き合いますし、感情も
目覚めていない人より純粋で強烈
(しかしあとにはひかない)だったり
します。
たとえがちょっと陳腐かもしれません
が、無敵やパラメーターやレベル上限
でプレイするゲームのようです。
簡単に死にませんが、敵は襲ってきます
し(むしろ強いので戦うのはかったるい)
ストーリーに変わりがあるわけでは
ありません。竜王は復活するし、ゾンビ
はわいてきます(笑)死ななくても
敵におされたり、時間をとられたり、
ストーリをたらたら(笑)語られたら
イラっともするでしょう。
もちろん、覚醒してたり、それ以上
(それ以上の段階が何段階もあります)
であれば、今現在に強烈に存在している
ので目覚めていない存在の感じ方とは
まるで違いますが、だからといって
すべてがコントロールできるわけでは
ありません。目覚めていない存在で
あってもコントロールされない、自立
して存在するという瞬間が多々あり
ますし、みんなが目覚めたいわけでも
ないので、目覚めた存在に従うわけ
でも(とはいえついてくる人は多い
ですが)ありません。
覚醒してる人をみてみるのが一番理解
しやすいと思いますが、しょっちゅう
会うわけでもないのがよりわかりづらい
かもしれません。
ただ、覚醒=今の問題が解決する!思い
どおり!って考えてしまうと、覚醒とは
関係ない方向にいってしまいます。
ほんとにおっきな誤解なのでお気を
つけください。