実際にあった怖い話に載っていたツッコミ!したい話。
ショッピングモールにできた占い館?で2人の霊能者さんにみてもらったとのことですが………
ひとりはあなたの弟さんはおじいちゃんの生まれ変わり!といい………
もうひとりはおじいちゃんはあなたの守護霊として後ろにいますよ!といい………
「どっちやねん!見てもらって後悔した!」
という話。
これは、霊能者の方の知識の問題もあるし、しっかりとどっちも当てはまる!当たってる!と思ったクセに(!)どっちやねん!ときれている相談者にも問題アリ!です。
私からすると………
「それどっちもあってるんだよ!」
という話だから。
亡くなったおじいちゃんの身体意識は弟さんの身体として新しく身体を作った、というのが前者の解釈。
もしもお家に写真があれば、見比べたり、見くらべるまでもなく………
「あなたはひいおじいちゃんにそっくりね」
「あなたは亡くなった(会ったことないだろうけど)おばあちゃんにそっくりね」
と言われた場合………
それは亡くなった身内が新たな身体をつくり、現在はあなたの身体として生きている!ということです。
見た目がそっくりなのはもちろん、同じところにあざやホクロがあったり、体質もそっくりだったりします。
後者のあなたの後ろにおじいさんいますよ〜っていうのは、亡くなったおじいさんの魂が、亡くなった後に本人(この話では兄)を守るようになった、ということ。
おじいさんの魂意識が見守ってくれてる、と言うことです。
わかりやすく言うと、身体意識が車だとすると魂意識がドライバーということです。
そして車は別のドライバーが乗ってもいいように、新たな車すなわち身体を作って家系の中で生まれ変わっていく………ということなんです。
日本の霊能者はあんまり区別つけない場合が多く、どちらかというと家系の流れや身体意識のことを読んでる方が多いです。
西洋の場合、これも区別ついてない場合は、あちこちに転生する魂意識のことを読んでる方が多いです。
死生観とも一致し、日本は遺体や供養を大切にしますが、西洋の場合(宗教によるが)そこまで遺体や先祖供養に執着しません。飛行機事故などで遺体が見つからなくても『ああ、これは助かるわけない。もう天に召されたのだ!』と解釈します。
で、ここで意見があると思うのですが………
「霊能者の勉強不足はツッコンでもいいけど、なぜお客さんまで問題がありというの?」
ということなんですけれども………
いわゆるスピリチュアルにまつわることというのは、それを生業にしていたとしてもわからないことだらけ(要するに生きてる限り勉強中よ!)なので、素人さんが「本当?そうじゃないの?当たるの?なんなの?」というところに執着するような使い方では危ない!ということなんです。一朝一夕で理解しづらい世界のものを自分の枠組みで理解しようとすることが難しい………ということです。
「なんだかわからない世界があるけれど、弟がおじいちゃんと言われても納得だし、今自分の後ろに守護霊としていると言われてもまあそんな感じもする。あれ?おじいちゃん分身の術が使えるの?そっちの世界ってそんなもの???」
くらいの不思議を楽しむ感じでニュートラルに受け取れると、とても役に立ったりします。
この作品の一番ダメ!だったところは作者?(マンガの登場人物ってだけかもだけど)
「じゃあどっちかが嘘ついてるってことやな」
とジャッジしているところです。
勉強不足バレちゃうだけなんだけど(汗)
スピリチュアルをちょっとでもかじると(理解できるかどうかは別だけど)
時間と空間は存在しない
時間と空間とは私たちが生きる上では都合がいいというか必要だがあっちの世界ではそうではない
ということが前提となります。
量子物理学、超ひも理論など学んでいてもわかるのですけれどもね(汗)
実はスピリチュアルと科学は相反するものじゃなくて、どちらにも知識があれば、変なジャッジ、決めつけ、こっちが正しくてこっちが間違ってる〜的な幼稚な考えは消えていきます………
マンガにこんなに熱くなってもね………と自分にツッコミつつ、ネタ提供ありがとう!でした(笑)