お子さんの教育に熱心でいい親!
お子さんの(?実は親)の目標を達成させていい親!
っていうのはいい親、いいコーチに見えて、実はそうでもないのでは?ただの鬼コーチでは?最悪子供の人生を燃え尽きさせてしまうこともあるんですよ〜
ってことを昨日の記事でお伝えしました。
では、いいコーチ、監督、指導者っていうのはどういうものを言うのでしょうか?
それは非常に単純明快で
本人、親子であれば子供のやりたいことに気づかせ、そちらに導いていく存在
ということになります。
コーチ、監督、指導者側の望みや都合を押し付けるのではなく
【本人の望みを気づかせ伸ばしていく】
のがいいコーチです。
もしも本人の目標がクリアでない場合は、その目標がクリアになるようお手伝い、導くのがいいコーチでもあります。
ただ指導側の専門のことを教える
ってだけではいいコーチとはいえないんです。
ちょっと信じられないかもしれませんが、
コーチ、指導者自身がが経験してないことであってもうまく導いていける!
のがいいコーチです。
例をあげます。
いいプレイヤーであればいいコーチ!………
球界の長嶋茂雄さん。超天才の一流プレイヤーです。
が、独特の言語感覚、または本人は当たり前のようにやってしまうことなので、指導を受けた側が???となってしまうことも多かったとのこと。
ま、かなりのカリスマなので、言ったこと云々ではなく、いるだけでの影響力は否定できませんが、万人にとってわかり易い、いい指導者という評を受けているわけではないようです。
王監督や野村監督、もちろん現役の時も活躍なさっていましたが、指導者としての評価も高いです。特に野村監督は再生工場との異名を持ち、指導力に定評があります。
演出家、映画監督は芝居についてあれこれ指導しますが、演じること自体が得意かというと………そんなことはありません。演じるのが得意なのは俳優さんです。演じることが得意でなくても、演出家、映画監督として大成している方はたくさんいらっしゃいます。
俳優さんの中には『突如、映画撮りたい!監督やりたい!』と言い出して映画を撮ることがありますが………俳優としてうまくいっているのと同じくらい、またはそれを超えて監督として評価される人は稀です。
俳優も監督もやってどちらも上手くいっている!という方のほうが少数です。
球界の一流プレイヤー=一流監督、と必ずしもなるわけではないことと同じです。
ただし、どういうわけだか一般的にはいいコーチ、指導者、監督というのはその分野でも一流である!またはあるべきた!という風に誤解されているんです。
で、そういう誤解が問題を引き起こしていることも多いんですよ〜
いいプレイヤーがいい指導者とは限らない、っていうことがわかるのも、コーチやメンターを必要としている人たち(親子で言えば、子供。または子供を真にサポートしようとしている親)にとって大切なことなんですよ〜