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文学の中にみるエゴ
先日書いた記事の中に、太宰治の言葉を引用しました。
『生まれて、すみません』
これをエゴ的なものとして取り上げました。

が、果たして本当に太宰の小説ってエゴが表現されていたっけなぁ?
ということで、読んでみることにしました。
一番有名ですし、芥川賞作家の方もおすすめしている、人間失格を。

結果は、大正解!(笑)
エゴ満載で立ち止まっちゃった人(葉蔵さん)が色々語ってくれています。
エゴの言葉を詳細に表現するとあんな感じ。
『エゴって一体どういう部分?』
という疑問がある方であっても、エゴ満載すぎておなかいっぱいになります。

この本の主人公のように、エゴにまみれてしまう傾向の人というのは…
・そこそこ頭がいい
・まあまあ空気がよめて、自分を演じてしまう
(しかし、これ自体は演じることで人からはバレないと思っている、エゴの傲慢さの典型的なもの)
・まわりが騙されることに快感&本当の自分をわかってもらえない鬱屈がたまる
(昔世間を騒がせた『別に!』をやった方もあの当時はそうだったのでは?)
・あまりお金に困ったことがなくて暇
などがあげられます。

作家のすごいところというのは、あれだけ詳細に描けるということです。
もしかしたら太宰本人もエゴ的なものにずっと悩まされていたのかもしれません。
悩んでいなかったらあそこまで詳細に描けないと思うし…
エゴ的なものが嫌いな人は読んでいるだけで苦痛かもしれませんが、エゴってどんなの?という視点から読んでみると中々面白いです。結末もエゴにまみれた人がいってしまう所だったし(汗)

自分のエゴ的な部分や、思考のうるささや、思考と感情、思考と行動の狭間で悩んでいる方は、この作品の主人公が果たしてどうすればこうならなかったのかなぁ?って想像してみるといいんじゃないかな?と思います。
想像した答えを自分に対してもやってみればいいんじゃないのかなぁ?と。

私はこの主人公に言いたいことは山ほどありますが、彼に言ってもしょうがないと思うので、主人公を可愛がってしまう女性達に「おいおい!そんなナルシスト甘やかすな〜!だめんず作るな〜!」って言いたいです(笑)
エゴ満載な人(男女問わず)を可愛がったり、ペットのように扱ったり、
「可愛いからいいや〜、私しかこの人のことわかってあげられないから〜」
ってやるとエゴの怪物が出来上がりますから。エゴの怪物になった人が不幸なのは言うまでもなく、まわりも大変になりますよ〜。
 
| | 23:59 | - | - | pookmark |