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贅沢な悩み、こそ悩みが深い?

一般的には 贅沢な悩み とされているお悩みの話もうかがいます。

 

・夢を叶えてしまったので、なんだかモヤモヤする

・働かなくてもいいのだけど、なんだか罪悪感がある

・働きたいのだけど、働くと周りがあまりいい顔しない

・周りからも恵まれていると言われるけれども、そこまでハッピー!とも感じない

・特に不満はないのだけれども、何かが足りない

 

などなど。

 

はたから見るとうらやましい悩みではありますが、リーディングしてみると本当に悩まれていることがよくわかる出方をします。

 

「いやいや、具体的に困ってるわけでも、大変なわけでもないんだからいいじゃないか!」

 

って思われるかもしれませんが、むしろ具体的に困ってないし、大変でもないから、解決が難しいのです(汗)

 

一般的な悩みよりも、より深く理由というのもありまして………

 

共感してくれる人がいたとしてもごく少数で、大抵の場合は共感してくれる人がいない。

万が一、話したら批判されることもある………それこそ「贅沢な悩みじゃん!」って…………

 

そういうこと自体が余計につらかったりもします。

 

最近も世間を賑わせている問題とも関係あるけれども………

 

貴族って働いたらみっともない!って思われる問題ってご存知ですか?

 

ピンとこないかもしれませんが、働かざるもの食うべからずの反対で、働いちゃダメ!かっこ悪い!ってことです(汗)

 

そもそも「働くってなに?」って思ってる貴族も多かった(笑)

 

代表は チェーホフ の 桜の園 に出てくる人々。

 

働くこともわからなかったから、自分たちの土地(桜の園があるのよ)が商人に買収されても、どういうこと???っていう話。

 

ずーっと遊んで暮らしてても、長男なのにしょーもないこと(全部ビリヤードの話)ばかり言ってる登場人物も。

 

もうちょっと最近の例でいうと、ダウントンアビー(映画化もされるんですね)

 

弁護士をしてる人と結婚しよう?としたら、めっちゃ色々周りから言われるじゃないですか?

 

そもそも仕事してること自体、労働者階級がやることだから、さっぱり尊敬されないっていうか貴族の結婚相手としては馬鹿にされちゃうんですよね。

 

ある登場人物が仕事することに関しても理解を得られなかったり、白い目で見られたり………

 

上流階級からすると 働くこと=食ってけないやつがすること、な訳です(笑)

 

そんなみっともないことをするなんて、貴族的マインドからしたら、頭おかしいわけです。

 

今の時代でも、そういう血筋の方はそういったことで悩まれています。

 

とはいえ、貴族や王族が果たす義務(ノブレスオブリージュ)をすることが大切になるのです。

 

その義務を果たすには働いてる場合じゃない、とも言えます。

 

最近では両方される方もいて、貴族の生き方も、普通の生き方も両立されてる方々もいらっしゃいますが………

 

まあそういうわけにもいかない方々もいらっしゃいます。

 

とある方々が、「経済的自立」とおっしゃってびっくりしましたが………

 

王族働くのなんてあり得ないですからね(笑)

 

まあ歴史的転換なのかもしれないけれども、張本人たちはこういう歴史的背景をわかってて乗り越えたいのかな?ただ嫌になっちゃったのかな???(笑)

 

なんて思ってたら呼び方も変わるなんてニュースも。王室の歴史考えたらそれもやむなしですね………

 

彼らの悩みも贅沢な悩み、と言えるのか?

 

そもそも贅沢とか言ってられないくらい辛いことがあったのか?

 

その辺は???ですね。

 

ただ、贅沢な悩みといって笑いとばしたり、無視するのは簡単ですけれども、ご本人にとっては本当に辛いのかも?ということは心にとめるといいですし………

 

贅沢な悩み持ってる人とは理解し合えない!なんて差別せずに、その方の立場になって聞いてみたり、お付き合いしてみるのもいいと思います。

 

もしも自分の人生を少しでも変えたいなら、恵まれてる相手でも差別したり、毛嫌いしたりしないで、一人の人間として接すると………

 

あなた自身も恵まれた人になる可能性はグッとあがります。

 

拒絶してた時に比べて。

 

幸せな友人を見て嫉妬を覚える女子もまあまあいるのもわかってますけれども、本来そこから学べることの方が多かったりもするのです。

 

そして、贅沢な悩みだよね!と言われそうなお悩みをお持ちの方、また言われてしまった方………

 

どうぞ周りの意見は置いておいてください。『そんなの悩みじゃない』とか人の物差しで測るのはやめてください。

 

リーディングするとわかるのですが、悩みにいい悪いもなくて………なのです。ということは、贅沢もそうじゃないもない、ってことなんです。

 

自分の悩みを悩みとして、心や感情や魂が何かを訴えているものとして、優しく扱ってあげてください。

 

人様にお話ししても共感されないし、余計に傷つくかもしれないですけれども………

 

それは彼らの物差しなのであって、大切なのは自分の物差しや境遇であることを覚えておいてくださいね。

 

 

さて人の贅沢?豊かさを見て、いじけるか?自分も豊かな気分になるか………

そこは結構な分かれ道だなぁ〜

 

 

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