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うらない (JUGEMレビュー »)
銀色 夏生
銀色さんとの対談。エイジ君とのセッションも。
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さいきんの哲学の限界
 論理や道理について、どういう本がおすすめ
だろうか?またおすすめでなかったとしても
自分がどの範囲を取り扱おうか、ということ
で、最近はいろいろな本を読みあさって
います。

きょうはわりと年齢が若い人たちに向けら
れた哲学系の本を読んでいたのですが、前提、
根拠までは、たどってきたものと一緒だなぁ
と思っていたら結論が180度答えが違って
いて(違うのはかまわないんだけど、笑)
衝撃を受けました。ただ、途中まではほぼ
同じと言ってもいいのに、最後だけ、結論だけ
なぜ違うんだろうとまともに考えたら、
単純に、哲学者のいうこととスピリチュアル
をやってる人間のいうことではそれは違って
しまうでしょう〜、ということでした。

哲学者は思考をとおして、論理ではかりうる
結論になるだろうし、スピリチュアルは論理
を超えた結論になってしまうだろうし、、、
なんですが、この論理と論理を超えたものを
両方説明してくれる人ってあんまりいないん
ですよ(笑)相反するものであるから当然
ではあるのですが、私がよくいう、全体の理解、
統合されている状態、を目指すのであれば、
論理もそれ以外のものもわかっているのが
望ましいのではと感じています。まあ、限界
を感じたから、哲学を一生懸命続けるのでは
なくて、在学中に占い師デビューを決めて
ずっとやってきたわけですが(笑)大学や
大学院に占いできるところがあったらそっち
に進んでたはずですが、ないので(とはいえ
大学では授業で易もやったりしていました、
さすが哲学科)プロとしてやった方が実践&
研究が進むと思い決めました。最近の、
やりたいことやるには起業やフリーしか
なかったから自分でやることにした!という
のと同じです。

色々買った本の中には数学やかんたんな物理学
の本もあります。とくに物理学に関しては
哲学よりも自由というか、こういう現象が
おこるということは宇宙は世界はこのように
できている、こういう法則があるのではないか?
また光は粒子であり波であるという観察結果
から、矛盾することも含んでいて、ひとつの
わかりやすい法則が通用するというわけでも
ない、というところがよりスピリチュアルに
近くて興味を持っています。なので最近は
スピリチュアル本でも量子物理学がとりあげ
られたりもします。私が興味あるのは量子
物理学よりも、ニュートン力学ですが(笑)
でもどちらも理解することで、全体の理解と
いえるのでどちらも注目していくことに
します。

哲学に関しては、科学、物理学、に押されて
しまって、哲学が狭くなってきてしまっている
ように感じますし、実際に、自分にとっても
参考になるし、ワークにも使えそうだ、と思う
のは紀元前の哲学です(笑)科学的に証明でき
ないから、そこは手を出さない出せない、って
いうのは哲学者としてじゃ仕方ないのかもしれ
ませんが、それではもったいない気もします。
そこまでの論理、知性があれば、その向こう
や超えたところにあるものも、是非論じて
もらいたいところです。科学にしても哲学に
しても、経済にしても最近の学問は、世の中
に情報が多すぎて、より細分化してしまって
いてもったいないような気がします。
| 哲学 | 23:59 | - | - | pookmark |
三段論法の悲劇
三段論法ってご存知ですか?

三段論法(さんだんろんぽう ギリシア語 syllogismos)は、「大前提」に法則的に導き出される一般的な原理を置き、「小前提」に目前の具体的な事実を置き、「結論」にそこから導き出される答えを置いた「大前提」「小前提」「結論」の三つの命題から成る推論規則である。アリストテレスによって整備された。以下に三段論法の例を示す。

大前提:すべての人間(A)は死すべきもの(B)である。

小前提:ソクラテス(C)は人間(A)である。

結論: ゆえにソクラテス(C)は死すべきもの(B)である。

Wikipediaより、引用。一部変えてます。

簡単に書けば
A=B
C=A
∴C=B

という式になるのですが、無意識のうちにこれを用いて勝手な思い込みを
することが人間、往々にしてあります。

昨日の「男性は浮気をするものだ」というのがどのようにできあがるの
かというと・・・

大前提:彼のA君が浮気をした

小前提:彼は男性である

結論:男性は浮気をするものだ



大前提:前の彼のB君が浮気をした

小前提:今の彼C君もなんだかあやしい

結論:今の彼C君も浮気をするに違いない



大前提:以前に彼は浮気をした

小前提:彼は以前のような状況だ

結論:彼は浮気をしている

でもいいし

大前提:私の彼は浮気をした

小前提:友達の彼も浮気をした

結論:彼(男性)は浮気をするものだ

みたいな感じで勝手に結論が導き出されます。
ただ、この三段論法は真の前提でないとパラドックスが生じます。

例えば、上記3例は、

D君は浮気をしたことがない。
E君の浮気は浮気でなく本気である(苦笑)。

などの例で論破が簡単にできます。

じゃぁ、なにが真の前提でないのかというと、浮気というのは一時的状態で
あって、継続的状態では通常はないわけです。
なのに、絶対そうなんだ、という結論に導いているのがまぁ、真ではない
わけです。
| 哲学 | 23:59 | - | - | pookmark |
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